イヴェリーナ・オリーフィア
「見つけたァ! 待てこらシャープっ!!」
孤児院出身の王国兵。その中でも王女の付き人を務めている。愛称イヴ。
孤児院にいた頃、外遊びで一緒に誘った少女と意気投合し仲良くなる。
彼女といつまでも共にいよう、その願いが彼女を王国兵へと志願するきっかけとなった。
王女の付き人にまで昇り詰められた理由は本人も分かってない。人事希望の際にダメ元で言ったのがすんなり通って逆に困惑している。
実際そこに据えても問題ないほどの実力を有しているのは間違いないのだが、何か別の意図があるのではないかと他者からは勘繰られている。
ちなみに王女に脱走癖を植え付けたのは紛れもなく彼女自身の業である。
おまけに街の近くにいる野盗二人組に何かと因縁をつけられて会うたび会うたび喧嘩を吹っ掛けられる(ほぼ負けなしなので生活に支障はないがあまりにも鬱陶しい)と三重苦の生活を送っている。