アルメル・ディクスゴード
「人を越えた者に手を差し伸べられるのは、同じく人を越えた者だけじゃ」
長い銀の髪が特徴的な少女。
『人を助ける』ことが信条であり生き甲斐である。
誰の影響か、老人のような口調で喋るが、実際の年齢は成人して間もない。
リコリスやユミルと同様に異能持ち。
対象の〝力〟を操る異能であり、自身の身体能力をポテンシャルの最大限まで引き出せるように強化したり、逆に相手の身体能力を下げて動きを封じることもできる。
異能を持つ者に対する後援活動のお手伝いをしている。
哀れなコソ泥にスリを掛けられたのがきっかけで、以来そのコソ泥を助手にして行動を共にしている。
本人は躾と言っているがショタコンの気もあるので真偽は不明。
よく首に巻いている蛇(愛称:ウロ)は相棒としてかわいがっている。
幼い頃の彼女は能力の制御がうまくできず、対象の限界を超えて身体能力を高めたり、逆に身体能力を下げすぎた故に命を落としてしまうことが多々あった。
そんな中、能力を扱うことで初めて自分が救うことができた命であったと互いに恩義を感じて行動を共にしている。
ウロ単独で視察や伝書使が務まるぐらいには賢い蛇。
聖職者が嫌い。
曰く「助けるべき相手を自分の頭で考えずに選別してるのが気にくわん」