シエカ・イスピリト
「神のご加護は皆が受けられるべきだと、私はそう考えています」
元聖職者。
教会が救えない・救わない人たちを救うために教会を出て旅をしている。
聖職者くずれを自称しつつ、人を助けるために必要な場面ではあえて聖職者を演じ、元聖職者の権利を濫用して神聖術も利用することもある。
ある意味下手な不心得者よりよっぽど不心得者。
彼女の生まれ育った家庭環境は劣悪で、服で見えない場所だが昔に受けた傷や火傷痕がいくつか身体に残っている。
逃げるように家を出て、教会で拾われて育った。教会に感謝はしているが、『かつての家族を救わなかった(≒自分が家を捨てざるを得なかった)神など信用できない』が根底にあるのでそこまで信心深いわけではない。