フルス ・ シニエーク
「痛みなくして得るものなしと言うじゃない」
浮浪の冒険者。
自分の知識欲を満たすことを至上とし、その他のことがおざなりになりがちなちょっと危ない人。
魔術やその他一般の知識に広く通じており、冒険をする上では参謀としての役割を担うことも多いのだが、
馬鹿二人とよくつるむせいか「三馬鹿」と括られることが多いのが目下の悩み。(ただ二人とつるむことは嫌いではない)
残念ながら知識があることと馬鹿は矛盾しない。
物事を淡々と割り切る性格はかつて同じ冒険者の中でも汚名を被せられたほどであるが、
そんな彼女が誰かと行動を共に出来るようになったのもシリヤの存在によるところが大きい。
彼女に対する親バカ然とした態度は感謝の表れでもある。
シリヤと同行する者の定めとして口にし難い料理に触れる機会も多いが、普通に食べている。
曰く『彼女が丹精込めて作った料理に貴賤など無い』